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インプラントの寿命はどのくらい?適切なメンテナンスで長持ちさせましょう!

皆さま、こんにちは。
桶川市坂田の歯科医院「すなが歯科クリニック」です。

 

「第二の永久歯」と呼ばれるインプラントの一般的な寿命は10〜15年程度とされ、適切なケアを行うことで、20年以上使用できる可能性があります。
とはいっても、「どのくらい持つのか?」「寿命を延ばすために何をすればいいのか?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

こうしたインプラントの寿命に関する疑問や不安を解消するためには、歯科医院での定期検診と適切なメンテナンスが欠かせません。
なぜなら、インプラント治療後に定期検診を受けていた方は、受けていない方と比べ「インプラントが長く残っている率が高い」と報告されているからです。


(参考:厚生労働省「歯科インプラント治療のためのQ&A 」p10より) >

 

定期的に歯科医院でチェックを受け、お口の中を良好な状態に保つことが、インプラントを長持ちさせるために重要なのです。

 

この記事では、インプラントの寿命に影響する要因や、長持ちさせるためにできるポイントについて詳しく解説します。

 

須永 亨 院長
須永 亨 院長

須永 亨 院長

2007年 明海大学歯学部 卒業
2008年 明海大学臨床研修医修了
2008~2014年 関根歯科医院 勤務
2014~2016年 大塚歯科医院 勤務



医院名:すなが歯科クリニック
所在地: 〒363-0008
埼玉県桶川市大字坂田1011-1

 

 

インプラントは適切なケアで20年以上使える可能性があります

インプラントは適切なケアを行うことで、20年以上使い続けることも可能です。

 

インプラントの寿命には個人差がありますが、平均的には約10〜15年とされています。
一方で、インプラント治療後20年以上経過した患者さまを対象に行ったアンケート調査では、78%の方が「インプラントに何も問題がない」と回答し、93%の方が「インプラント治療に満足している」と答えています。


(参考:J-STAGE 日本口腔インプラント学会誌「20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」p50‐170より) >

 

 

インプラントの寿命に影響する要因

 

インプラントの寿命には、以下の要因が影響します。

・歯磨き・メンテナンス不足
・インプラント周囲炎(歯周病)
・喫煙の習慣
・歯ぎしりや食いしばりなどのお口の癖

 

これらの要因が影響し、インプラントの脱落や破損につながることがあります。
特に歯ぐきの健康状態に直接影響を与えてしまう喫煙習慣や歯周病には注意が必要です。
そのためにも、適切な定期検診やメンテナンスが欠かせないのです。

 

 

インプラントを長持ちさせるために歯周病のケアを行いましょう

歯周病はインプラントの寿命に大きな影響を与えます。
インプラントを長く使い続けるために、歯周病の予防・治療を行いましょう。

 

歯周病はインプラントに影響をおよぼします

歯周病は、歯ぐきの内部で炎症が起こる感染症で、進行すると歯を支える骨が溶けてしまうこともあります。
インプラント周囲に炎症が起きると、インプラントの土台である骨が失われ、最悪の場合、インプラントそのものが脱落してしまうこともあるのです。
そのため、歯周病予防はインプラントの寿命に直結する重要なポイントといえるでしょう。

 

歯周病が進行しやすい人の特徴

歯周病が進行しやすい人にはいくつかの特徴があります。

 

毎日のセルフケアが不十分

毎日の歯磨きが不十分な場合には、細菌のかたまりであるプラークができやすくなり、歯ぐきに炎症が起こります。
炎症が進み、歯と歯ぐきのすき間の溝が深くなることで、歯周病はさらに悪化してしまうのです。

 

喫煙の習慣がある

喫煙による歯ぐきの血流低下は、歯周病菌が繁殖しやすい環境を作ります。
また、喫煙していると炎症による歯肉からの出血が現れにくいため、歯周病の初期症状に気づきにくく、発見されたときにはすでに重症化していた、という状態になりやすい特徴があります。

 

糖尿病の方

糖尿病の方は免疫機能が低下していたり、お口の中が乾きやすかったりすることから歯周病にかかりやすく、進行しやすいとされています。

 

歯周病予防のためにできること

歯周病予防の基本は細菌のかたまりである「プラーク」が歯につかないようにすることです。
プラークが歯につかないようにするためには、ご自宅でのブラッシングを丁寧に行うことが大切です。

 

プラークが取り切れないまま時間が経過すると、「歯石」と呼ばれる石のように硬いものに変化します。
硬くなった歯石は、歯ブラシで落とすことができないため、歯科医院で専用の器具を用いて除去する必要があるのです。
従って、歯周病予防のためには「ご自宅でのセルフケア」と「歯科医院でのプロケア」の両方が欠かせません。
インプラントを長く快適に使い続けるために、歯周病の予防・治療を行っていきましょう。

 

 

インプラントを長持ちさせるためにできること


インプラントを長持ちさせるためには、お口の状態を良好に保つことが重要です。
特に以下の3つを意識することが、インプラントの寿命を延ばすことにつながるでしょう。

1.適切なメンテナンスとセルフケア
2.お口の癖(歯ぎしりや食いしばりなど)に気をつける
3.喫煙習慣の見直し

 

1.適切なメンテナンスとセルフケア

インプラントを長持ちさせるために大切なのは、ご自身で毎日行うセルフケアと、歯科医院で行うプロケアです。
歯ブラシやデンタルフロスを使って、インプラントもご自身の歯と同様に清潔に保つことが大切です。
同時に、インプラント装着後には定期的なメンテナンスを受ける必要があります。
というのも、インプラントの寿命に大きく影響する歯周病は、初期の段階では自覚症状が少ないため、ご自身で気づくことは困難だからです。
定期検診によって歯周病の早期発見・早期治療を行うことが、インプラントを長く快適に使えることにつながります。

 

歯科医院のメンテナンスで行うこと

ご自身では取り切れない汚れの除去や、見えない部分のチェックのために歯科医院での定期検診を受けるようにしましょう。
歯科医院における定期検診では、以下のことを行います。

・歯周病やむし歯のチェック
・磨き残しのチェック、磨きにくい部分のブラッシング指導
・歯周病の予防・クリーニング(メンテナンス)
・フッ素塗布(フッ素トリートメントで歯の強化)
など

 

歯科医院のメンテナンスの頻度

患者さまによって異なりますが、一般的には3~6ヶ月に一度を目安に、定期検診でのメンテナンスを受けるとよいでしょう。
当院では、

・歯周病リスクがある方:月に1回
・特に問題ない方:年に3~4回程度、半年に1回の間隔

での定期検診をおすすめしています。

 

正しい歯磨きとセルフケア

インプラントを長持ちさせるため予防ケアの基本は、毎日の「正しい歯磨き」とセルフケアです。
毎食後の丁寧な歯磨きを心がけましょう。
フロスや歯間ブラシといったケア用品を取り入れ、歯垢をしっかりと取り除いて蓄積させないことがポイントです。

2.お口の癖(歯ぎしりや食いしばりなど)に気をつける


歯ぎしりや食いしばりなど、無意識のうちに行ってしまう癖は、インプラントの寿命に影響を与える可能性があります。
ストレスをためないようにするといった適切な対策をとり、インプラントへの過剰な負荷を避けることで、寿命を延ばすことが期待できます。

 

3.喫煙習慣の見直し

喫煙は、インプラントの寿命を縮める大きな要因の一つです。
タバコに含まれる有害物質は、口腔内の血流を悪化させ、歯周病のリスクを高めます。
また、インプラント治療後の骨への定着にも悪影響を与える可能性があります。
インプラントの寿命を延ばしたいとお考えの場合は、禁煙する方ががいいでしょう。

 

 

インプラントのご相談は「すなが歯科クリニック」へ

インプラントの最大のメリットは、天然の歯のようなしっかりとした噛み心地が得られることです。
インプラントを快適に長く使用していただくためにも、治療後も定期的な検診・クリーニングを受けるようにしましょう。
当院では予防・クリーニングに力を入れており、歯科医師や歯科衛生士が専用の器機を使って歯のクリーニングを行います。

 

患者さまの健康状態にあわせて、検診の頻度をお伝えさせていただいております。
歯周病やインプラントでお悩みの方は「すなが歯科クリニック」までご来院ください。

 

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