口内炎の原因は?なかなか治らない場合の注意点と予防のポイントを解説!

皆さま、こんにちは。
桶川市坂田の歯科医院「すなが歯科クリニック」です。
お口の中に口内炎ができると、食事のときにしみたり、会話の際に痛みを感じたりして、つらい思いをされる方も多いのではないでしょうか。
口内炎は、お口の中の粘膜に炎症が起こる症状の総称で、できる場所によって「舌炎」や「口唇炎」といった名前で呼ばれることもあります。
小さな傷や栄養バランスの乱れ、免疫機能の低下など、さまざまな原因によって生じるのが特徴です。
ただし、症状が長引いたり、繰り返し発生したりする場合には、注意が必要なケースもあります。
今回は、口内炎のおもな原因や、再発を防ぐための予防ポイントについて、わかりやすくご紹介します。

須永 亨 院長
2007年 明海大学歯学部 卒業2008年 明海大学臨床研修医修了
2008~2014年 関根歯科医院 勤務
2014~2016年 大塚歯科医院 勤務
医院名:すなが歯科クリニック
所在地: 〒363-0008
埼玉県桶川市大字坂田1011-1
Contents
口内炎は、お口の中の刺激や生活習慣、免疫機能の低下が原因で起こります

口内炎は、お口の中が傷ついたり、ウイルスやカビに感染したりすることで発症します。
また、体調の変化や生活習慣の乱れによる免疫機能の低下が原因となる場合もあります。
口内炎ができる、おもな原因は次の通りです。
・頬の内側を噛んでしまった
・お口の中を歯ブラシで傷つけてしまった
・熱い食べものや飲みものによるやけど
・ビタミン不足やストレスによる免疫機能の低下
・ウイルス感染
・真菌(カビ)感染
・アレルギー反応
このように、口内炎の発症にはさまざまな原因が関係しており、いくつかの種類に分類されます。
アフタ性口内炎
アフタ性口内炎は、最もよく見られるタイプの口内炎で、お口の粘膜に直径数ミリ程度の白っぽい潰瘍(アフタ)ができるのが特徴です。
周囲との境界がはっきりしており、食事のときにしみたり、会話の際に痛みを感じたりすることがあります。
原因は明確ではありませんが、歯で頬の内側を噛んでしまったり、歯ブラシで粘膜を傷つけたりといった刺激によるもののほか、ビタミン不足、ストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの変化などによる免疫機能の低下が関係していると考えられています。
通常は1〜2週間ほどで自然に治るため、口内炎を悪化させないよう、うがいや丁寧な歯磨きで、お口の中を清潔に保つのが大切です。
痛みが強い場合や早めの改善を希望する場合には、ステロイド剤を使用することもあります。
再発を繰り返す場合は「再発性アフタ性口内炎」と呼ばれ、免疫機能の働きが深く関係していると考えられています。
ほかの病気がかくれている場合があるため、すみやかに医療機関を受診しましょう。
カタル性口内炎
お口の中の粘膜が赤く腫れ、ヒリヒリとした痛みを感じるタイプの口内炎です。
アフタ性口内炎とは異なり、周囲との境界が不明瞭なのが特徴です。
歯ブラシの強い刺激や、入れ歯・矯正装置の接触、熱い食べものによるやけどなどの刺激が原因で起こります。
数日から1週間ほどで治るケースが多いため、口内炎ができている間は、酸っぱいものや辛いものといった刺激のある飲食物は控え、お口の中を清潔にして過ごしましょう。
ウイルス性口内炎
ウイルス性口内炎は、ヘルペスや手足口病、はしかなどのウイルス感染によって起こります。
お口の粘膜に小さな水ぶくれが多数でき、これが破れるとただれや潰瘍が生じ、発熱や強い痛みを伴うことがあります。
ヘルペスウイルスによる口内炎は、乳幼児に多く見られ、口の中が強く痛むため、食事や水分が摂りにくくなり、脱水症状になる場合もあるため注意が必要です。
カンジダ性口内炎
カンジダ性口内炎は、お口の中に常に存在するカビの一種「カンジダ菌」が増えすぎることで起こります。
舌や頬の内側に白いコケのようなものが付着し、違和感や軽い痛みを感じる場合があります。
免疫機能が低下しているタイミングや、抗生物質・ステロイド薬を長く使用しているときに、カンジダ菌がお口の中で増えることで、発症するリスクが高まります。
入れ歯をつけっぱなしにしていたり、お手入れが十分に行われていなかったりすると、カンジダ菌が増えやすいことがわかっています。
そのため、入れ歯を使用されている方では、入れ歯のお手入れを毎日丁寧に行うことが、口内炎予防につながります。
2週間たっても改善しない口内炎には注意が必要

通常、口内炎は1〜2週間ほどで自然に治まりますが、なかなか治らない場合や何度も繰り返す場合には、ほかの疾患が関係している可能性があるため注意が必要です。
治りにくい口内炎の場合、初期の口腔がんがかくれていることがあります。
口腔がんは、お口の中にできるがんを総称したもので、舌や歯ぐき、頬の粘膜にできるのが特徴です。
お口の中にできるがんの中で、最も多いのは舌がんで、口腔がんの過半数(約55%)を占めます。
初期の段階では痛みや出血がほとんどないため、一般的な口内炎と見分けがつきにくいのです。
また、口内炎が同時に複数できる、あるいは何度も繰り返す場合には、次のような自己免疫疾患に関連する症状の可能性が考えられます。
・ベーチェット病
・シェーグレン症候群
・全身性エリテマトーデス など
2週間以上経っても改善がみられない、痛みやしこりが続く、出血を伴うといった場合には、早めに歯科または医療機関を受診して原因を確認することが大切です。
口内炎を予防するポイント
口内炎を予防するためには、毎日のケアと生活習慣の見直しが大切です。
お口の中を清潔に保ち、身体の調子を整えることで、口内炎の発症を防ぎやすくなります。
お口の中の清潔を保つ

毎食後の歯磨きで、食べかすや汚れをしっかり落としましょう。
歯ブラシの大きさがお口のサイズに合っていなかったり、歯ブラシの動かし方が強すぎると粘膜を傷つけてしまうことがあります。
そのため、歯科で歯磨き指導を受け、正しいブラッシング方法を身につけるのもおすすめです。
また、口内炎ができてしまった場合には、刺激の強い食べものや飲みもの、アルコール、たばこなどは控え、お口の中を清潔に保ちましょう。
入れ歯や矯正装置のお手入れを行う

入れ歯や矯正装置の周りは、歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れや細菌がたまりやすい箇所です。
毎日のお手入れを欠かさず、専用のブラシや洗浄剤を活用し、お口の中を清潔に保ちましょう。
装着時に痛みや擦れを感じる場合は、その刺激が口内炎の原因になることもあるため、早めに歯科で調整を受けるのがおすすめです。
生活習慣の見直し

口内炎予防のために、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
なかでも納豆やアーモンドに多く含まれるビタミンB2は、不足すると口内炎を起こしやすい成分です。
ビタミンB群やビタミンCには、粘膜の修復を助け、細菌に対する抵抗力を高める働きがあるため、毎日の食事で意識して取り入れましょう。
また、睡眠不足やストレスは免疫機能の低下につながるため、十分な休養と心身をリラックスさせる時間を確保することも重要なポイントです。
お口の中の乾燥対策を行う

唾液の分泌が減り、お口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなったり、粘膜の免疫機能が低下したりするため、口内炎ができやすくなります。
唾液は、お口の中の細菌や汚れを洗い流す「自浄作用」や、細菌が増えるのを抑える「殺菌作用」を持ちます。
しっかりと噛むことで唾液の分泌が促され、乾燥を防ぐ効果が期待できるため、毎日の食事の際に噛むことを意識するのがおすすめです。
唾液の分泌を促すことは、口内炎の予防だけでなく、むし歯や歯周病の予防など、お口全体の健康維持にもつながります。
なかなか治らない・再発を繰り返す口内炎でお悩みの方は「すなが歯科クリニック」へ

口内炎は日常の小さな刺激や生活習慣、免疫機能の低下などさまざまな要因で起こります。
毎日の生活の中で、できる対策を少しずつ取り入れていきましょう。
口内炎が長引いたり繰り返したりする場合は、早めに歯科で原因を確認することが大切です。
そのため、お口の中にできものができたときに相談できる、かかりつけの歯科医を持っておくと安心です。
当院の歯科口腔外科では、口内炎以外にも、親知らずのトラブルや顎の痛み、口の中のできものなど、お口周りのさまざまな症状に対応しています。
「なかなか治らない口内炎がある」「口内炎が繰り返しできる」といったことでお悩みの方は、桶川市坂田の歯科医院「すなが歯科クリニック」までご来院ください。






