大人の矯正治療は何歳までできるの?治療の流れやメリットとは? | すなが歯科クリニック|桶川市坂田で歯科をお探しの方はすなが歯科クリニックまで

WEB予約
電話予約
WEB予約

コラム

コラムCOLUMN

大人の矯正治療は何歳までできるの?治療の流れやメリットとは?

皆さま、こんにちは。
桶川市 坂田の歯科医院「すなが歯科クリニック」です。

 

「大人の矯正治療は、いつまでもできるの?」と、矯正治療の年齢制限が気になる方へ。
じつは、矯正治療に年齢制限はありませんので、何歳でも検討することが可能です。

 

今回は、大人の矯正治療の流れやメリットを紹介します。

 

須永 亨 院長
須永 亨 院長

須永 亨 院長

2007年 明海大学歯学部 卒業
2008年 明海大学臨床研修医修了
2008~2014年 関根歯科医院 勤務
2014~2016年 大塚歯科医院 勤務



医院名:すなが歯科クリニック
所在地: 〒363-0008
埼玉県桶川市大字坂田1011-1

 

矯正治療には何歳などの年齢制限は特にありません

矯正治療には、年齢制限はなく、何歳になっても検討できます
実際に、20代の方をはじめ、40代・50代の方が矯正治療を始めることもあります。
ただし、むし歯や歯周病が発見された場合は、矯正治療の前に処置しますので、すぐに矯正治療が開始できるかどうかはわかりません。

 

また、矯正治療は歯を動かすため、歯を支えている顎の骨の状態も健康でなければなりません。
重度の歯周病の方は、顎の骨が溶かされ、歯が動くなどのトラブルがあることも。
このようなケースでは、歯や顎の骨に負担がかかるため、矯正治療が受けられない可能性があるので覚えておきましょう。
反対に、歯や顎の骨が健康な状態であれば、70代・80代といくつになっても矯正治療は行えます。

 

矯正治療をするためには、カウンセリングや精密検査を行い、お口の健康状態や歯並びを把握する必要があります。
矯正治療のタイミングやお口の健康状態は、ご自身で判断できませんので、矯正歯科で相談をしましょう

 

 

大人の矯正治療の流れと特徴

ここからは、大人の矯正治療の流れと特徴を紹介します。

 

大人の矯正治療の流れ

大人の矯正治療は、以下の流れで進みます。

1.カウンセリング
2.精密検査
3.治療計画の立案
4.矯正治療の開始
5.歯の保定
6.定期検診

何歳から始めたとしても、矯正治療の流れは特に変わりません。

 

まずは、「歯並びが気になる」などのお悩みをカウンセリングで詳しくおうかがいいたします。
他にも、全身疾患の有無や服用中のお薬、生活習慣をお聞きすることがありますので、ご協力ください。

 

次に、精密検査を行い、歯並びや顎の骨の状態、むし歯や歯周病の有無を診断して、矯正治療ができるかどうか判断します。
また、精密検査の結果をもとに、治療計画や治療期間を詳しく説明しますので、ご質問がありましたら、何でもお聞きください。
特に問題がなければ、矯正治療に進むことができますが、お口のトラブルが発見されたら、矯正治療よりも前に処置を行い、お口が健康な状態になったのちに、矯正治療を開始します。

 

矯正治療は、歯並びの状態や装置にもよりますが基本的には、月に1回通院いただきます
ただし、装置やお口にトラブルがあったら、予約日を待たずに早めに矯正歯科へ連絡しましょう。

 

歯並びやかみ合わせが整ったら、歯を動かす「動的」治療は終了です。
ここからは、整った歯並びを安定させるために、「歯の保定」に移行します。
一定期間、歯を保定するための専用の装置をつけていただき、定期的に確認します。
はじめのうちは、月に1回程度ですが、安定していれば歯科医師の指示のもと、通院する間隔を開けることが可能です。

 

歯が安定して、保定装置を付けなくてもよい段階になったら、その後は定期検診に通いましょう。

 

大人の矯正治療の特徴

大人の矯正治療は、歯の表面に装置を貼り付けるワイヤー矯正が一般的です。
歯1本1本を動かして、歯並びやかみ合わせを整えます。
ここでいう大人の矯正は、永久歯がはえそろってから行う矯正治療ですので、12〜13歳くらいのお子さまも対象となります。

 

一方、子どもの矯正治療は取り外し式の装置が多く、基本的にはご自宅のみで矯正装置を装着するので、お子さまに負担が少ないのが特徴です。
特に、小学生では取り外し式の装置を使用します。
子どもの矯正は、健全な顎の成長を促したり、顎が成長しすぎるのを抑制したりするのを目的とし、結果的に歯がきれいに並ぶように治療をします。
子どもは「顎の成長を利用し、将来的に整った歯並びをめざす矯正」で、大人は「歯を動かして並べて整える矯正」という違いがあるのです。

 

大人の矯正は、24時間、矯正装置が歯に付いているため見た目が気になることも。
そこで、すなが歯科クリニックでは、目立ちにくい矯正装置をご用意しています
装置の詳細は、カウンセリングや精密検査のあとに説明いたしますので、何でも聞いてください。

 

大人の矯正装置の治療期間は、2〜3年程度ですが、歯並びや使用する装置によって個人差があります。


(出典:厚生労働省e-ヘルスネット_矯正装置 より) >

大人の矯正治療のメリット

「見た目の改善をしたい!」と、矯正治療を始める方が多いかと思いますが、矯正治療は見た目だけではなく心身にもよい影響があります。
ここからは、大人の矯正治療のメリットを紹介します。

 

歯並びを整えられる

矯正治療は、歯並びを整えることが可能です。
ガタガタで口元が気になる方は、矯正治療で整った歯並びにすることで、コンプレックスを解消できます。

また、唇を閉じていると口がボコっと前方にでる状態の方はいらっしゃいませんか?
「出っ歯」や「受け口」などの悪い歯並びが原因で、唇を閉じるのも困難な方もみえますが、矯正治療で改善できます。
矯正治療では、歯の見た目だけではなく、整った横顔も追求することができるのです。
鼻の先と顎の先端を結んだ線「Eライン」に、ギリギリ触れないくらいの位置に唇があるのが、整った横顔の基準とされます。

 

しっかり噛めるようになる

矯正治療は、上下の歯の位置関係を考慮して歯を並べるため、かみ合わせを整えられます。
かみ合わせが悪くて、前歯で硬い食べものが噛み切れない方や、左右対称にしっかり奥歯で食べものをすりつぶすことができない方は、矯正治療を視野にいれましょう。

 

体のバランスが整う

足で踏ん張るとき、口を開けた状態よりも、グッと歯を噛みしめませんか?
かみ合わせが整うと、歯に均等に力が分散されるため、しっかり噛みしめることができます。
そうなれば、身体に力が入りやすく、バランスを保つことができるのです。

 

滑舌がよくなる

すきっ歯・出っ歯・受け口の方は、歯と歯の間から空気が漏れやすく、滑舌が悪い傾向にあります。
矯正治療で歯並びを整えれば、発音がよくなり、会話を楽しめます

 

しわの改善

矯正治療でかみ合わせが整い、しっかり食べものが噛めるようになれば、顎の筋肉がよい刺激を受けます。
また、口元を見せることへの抵抗がなくなり笑顔が増えると、口周りの筋肉も刺激を受けて鍛えられます。
そうなれば、ほうれい線などのしわや顔のたるみが解消される可能性があるのです。

 

性格が明るくなる

歯並びが整うことで、口元に自信が持て、自然と笑顔が増えます。
矯正治療を終えてから家族に「以前より、明るくなった」と、いわれたという患者さまも少なくありません。

 

認知症や要介護になるリスクが低減する

認知症や要介護になる原因のひとつとして、社会とのつながりが減ることが挙げられます。
歯並びが悪くて人との関わりを避けたり、しっかり噛めずにお口の機能が低下したりすると、外出や外食が減り、閉じこもりがちになる方もいます。
そうなると、認知症や要介護になるリスクが高まるとわかっていますので、矯正治療で「見た目」や「噛む機能」を改善して認知症や要介護になるリスクを低減しましょう。


(出典:厚生労働省e-ヘルスネット_口腔機能の健康への影響 より) >

大人の矯正治療で注意するべきこと

ここからは、大人の矯正治療で注意するべきことを紹介します。

 

歯磨きをしっかり行う

大人の矯正治療で、固定式の装置を選ばれた場合は、特に歯磨きを念入りに行いましょう。
歯並びが悪い状態で、すでに歯磨きが難しかったかもしれませんが、歯に装置を取り付けるとより歯磨きが困難になります。

固定式の装置「ワイヤー矯正」であれば、「歯と装置の境目」や「ワイヤー」に汚れがよくたまります。
歯ブラシだけでは、磨き残しが多くなるため「歯間ブラシ」や毛先がひとまとまりになった「タフトブラシ」を使用すると、効率よく磨けるので試してみてください。

また、矯正装置の有無に関わらず「歯と歯の間」や「歯と歯ぐきの間」には、むし歯や歯周病の原因となる細菌のかたまり「歯垢(プラーク)」がたまりやすい箇所なので、引き続き矯正治療中も意識して磨きましょう。
すなが歯科クリニックでは、お一人お一人の歯並びや歯ぐきの状態に合わせた歯磨き指導をしていますので、矯正中もお気軽にお声かけください。

 

食事に気を付ける

矯正治療中は、食事制限があるわけではありませんが、気を付けるべき食べものはあります。

たとえば、

・粘着性のある食べもの
・硬い食べもの
・繊維状の食べもの

などです。

歯に装置が付いているため、ガムやキャラメルなどの「粘着性のある食べもの」は、装置に絡みつきます。
なかなか装置から取り除くことが難しく、無理やり引っ張ると装置が外れる原因になることも。

他には、せんべいやりんごなどの「硬い食べもの」もバリっと噛んだ瞬間に、装置が破損する可能性があります。
りんごを丸かじりするなど、前歯で硬いものを噛むのはできるだけ控えて、一口サイズに小さく切ってから食べるようにしましょう。

また、ほうれん草など「繊維が多い食べもの」は、ワイヤーに絡みついて歯ブラシで除去するのが困難なことがあります。
料理に取り入れるときは、細かく刻み摂取するのがおすすめです。

 

抜歯のリスクがある

大人の矯正治療は、子どもの矯正治療と比較して、抜歯のリスクがあります
子どもの矯正は、装置で顎の成長をコントロールすることで、歯が並ぶためのスペースを作り出すことが可能です。

一方、大人は顎の成長を利用した矯正治療ではなく、決められた顎のスペースに歯を1本1本並べる治療です。
そのため、顎が小さい方はきれいに歯を並べるために、抜歯をして歯を並べるスペースを作り出す場合があります。
抜歯の有無や抜歯の本数は、歯並びの状態や顎の大きさにより個人差がありますので、精密検査で診断します。

 

 

何歳からでも矯正治療は検討できます!「すなが歯科クリニック」へ相談ください

 

大人になってから「歯並びが気になる」「時間に余裕ができたから、矯正治療をしたい」という方は少なくありません。
矯正治療は、何歳からでも検討できますので【すなが歯科クリニック】へご相談ください。

 

診療室は半個室の造りで、治療に集中していただけますが、それでも周りが気になる方は完全個室の診療室もご用意しています

 

当院は、土曜18時・平日19時半まで診療を行っており、受付は診療の30分前まで可能ですので、ご都合のよい日にご予約ください。


すなが歯科クリニックへのご予約はこちら >